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50億通のあけおめメール!「親指経済」は今年も好調―中国

2011年02月05日

旧正月を迎えた中国。2月2日(大みそか)と2月3日(旧正月)の2日間で携帯から発信された「あけおめメール」は50億通を超えたと推定されている。


Sean 拜年 / Cary Yen


「中国旧正月の新年あいさつメールが再び記録更新=躍進する『親指経済』」というタイトルで報じたのは国際在線(2011年2月4日)。また北京市だけで大みそかに9億7800万通、携帯電話1台あたり約46通が発信された計算になるという(他メディアでは10億通超という統計も)。ピークは夜7時から8時にかけて。1時間の発信数は1億通を超えた(都市網)。北京と並ぶ大都市・上海でも大みそかに9億2000万通が発進されたという。

天津網によると、天津市では大みそかに3億通弱の携帯メールが発信され、携帯キャリアは3000万元(約3億7500万円)弱を売り上げたとのこと。すなわち1通0.1元(約1.25円)の計算。実際には月額基本料に含まれる無料メールもあるため単純には計算できないが、なるほど携帯キャリアにとっては稼ぎ時なのだろう。ここ数年普及しつつあるカラー画像年賀メールの利用数も激増しており、発信数以上に売り上げは伸びているもようだ。

さて国際在線言うところの「親指経済」。稼ぎ時なのは携帯キャリアだけではない。中国では詩やジョークの形式の「あけおめメール」が好まれている。一例を挙げると、

もし幸せだと思うなら手を振って。もし幸せだと思うなら足を踏みならして。もし幸せだと思うなら頭を振って。あけましておめでとうございます、このおバカさん!

もうすぐ新年。地球環境と資源のために伝統的な紙の年賀状は減らしましょう。というわけで、高額紙幣に鉛筆で新年のあいさつを送ってくれたならば、あなたの環境事業への支援に感謝するよ!新たな一年があなたにとって幸せな年でありますように!

といった内容。ポータルサイトならばどこでも年賀メールのテンプレート集を公開しているが、その文章を考えるライターも大忙しだという。


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