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2011年02月05日

そして、もう一つの問題はビルの燃えやすさ。昨年11月の上海高層マンション火災と同様、外壁に断熱材として使われていた易燃性ポリウレタンフォームが問題だったとのこと。断熱材に火が燃え移り、ビルは高さ150メートルの火の柱と変わったようです(参照過去記事「上海高層マンション火災、死者53人に=「政府は事実を隠している」ネットに広がる「噂」」)。また2009年のCCTV新社屋付帯ビルの火災も断熱材が問題だったとも指摘されています。
*火災前の皇朝万鑫国際大厦。
上海高層マンション火災の過去記事からポリウレタンフォームに関する記述を引っ張り出してきますと……。
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外壁にはポリウレタンフォームが使用されていた。この素材は燃えやすく、しかも燃焼すると青酸ガスを発生させる。2008年、広東省深圳市のナイトクラブで起きた火災でもポリウレタンフォームポリウレタンフォームが燃焼し、火災発生から46秒後にはフロアに有毒ガスが充満。44人が死亡している。
(…)
ポリウレタンフォームというのは大変可燃性が高く、危険な物質とのこと。2008年、40人の死者を出した韓国冷凍倉庫火災もポリウレタンフォームの燃焼
が原因だそうです。日本でも燃えやすい断熱材が使われていたりしますが、一応、難燃性を高めるための処理がされているはず。
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といったところ。5日付揚子晩報によると、中国では2001年より住宅の外壁に断熱材を貼ることを義務づけられているとのこと。問題はポリウレタンフォームの断熱材は安いが燃えやすく、火災に強いガラス繊維は1.5倍もの高値がついてしまうそうです。
他にも難燃性ポリウレタンフォームもありますが、結局はコストとの兼ね合いで使用されないことが多いということですね。普通のマンションならばいざしらず、高級ホテルぐらいはもうちょっといい材料を使っていて欲しかった……。
上海高層マンション火災、そして今回の瀋陽五つ星ホテル火災と易燃性断熱材の問題が明らかになったので各地で規制が進むことになると思いますが、すでに建ててしまったビルの断熱材までは入れ替えることはできないでしょう。となると、今後、第三、第四の事件が起きる可能性も高いように思われます。