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「バンコク都内7区に治安維持法を発令!」「空港でのビザ取得、謎の追加料金にクレーム」―タイ・ニュース

2011年02月09日

都内7区に治安維持法を発令!

2月9日のニュースはまず、本日9日から発令された治安維持法(タイ語直訳:国内安全保障法)のニュースから。

20110209_bangkok1
ポストトゥデー紙の報道。

タイ政府の公式発表によると、本日9日から23日までの2週間、バンコク都内7区に治安維持法が発令されました。発令された地域はPAD(黄服)が集会を行っている首相府周辺と赤服が再三集会を行っているラチャプラソン及びパトゥムワン地域。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

これらは言う迄も無く、過激化している上記2団体のデモを警戒しての事ですが、治安維持法の主な内容としては軍内部の組織に軍の出動権限付与、外出禁止令発令権の付与、及び5人以上での集会を禁止するもので、平たく言うと、軍に治安維持の権限を与えるものとなります。

アピシット政権は昨年12月に非常事態令を解除したばかりですが、かねてからの予想通り、非常事態令とは行かずとも酷似した法令の発令となりました。

軍は黄服には手を出さないとは思いますが、赤服には容赦なく権限を発動するかも知れません。報道の中にはアピシット首相でもコントロールできなかったと報道している所がほとんどですが、私はシナリオ通りかと。少し考え過ぎでしょうか。


ビザ取得時に追加料金??

そしてもう一つのニュースは我々外国人に関係のあるビザの話題。昨年12月にめでたくスワンナプーム空港でのリエントリーパーミットの発給が再開された事はこのブログでもお伝えしましたが、報道によると空港でリエントリーパーミットを取得する場合に限り、正規手続料にプラス200バーツ(約536円)の「コンピューターへの打ち込み手数料」が必要になったとか。


New Bangkok International Airport (2007-03-654) / Argenberg


これは空港での申請時に限って、手書きでの申請用紙記入が認められず、係官が打ち込みを代行するからだそうですが、なんとも意味不明な料金徴収となっており、利用者からクレームが相次いでいるようです。

もちろんそう決められたからには従うしかないのですが、それなら始めから200バーツ(約536円)の値上げにすればいいかと。何も知らない人なら、「勝手に現場で小遣い稼ぎを!?」と思ってしまいますよね。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

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