中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
といっても今回のタイ・カンボジア両国軍の衝突は、PADがマッチポンプ式に仕組んだという見方が先日の世論でも大方で、避難生活を余儀なくされている紛争地域の住民からは、救援物資を届けるだけなら良いがもしPADがデモ活動を行う様なら、住民がPADを攻撃するという声も上がっています。
PAD幹部のジャムローン氏によると、PADは予定通り今日から移動を開始する様ですが、下手をすればPADと地域住民との間で衝突が発生するかもしれません。PADは一体何がしたいのでしょうか。
13年ぶりに吉野家が復活!並盛り70バーツ也
そしてもう一つのニュースは、13年ぶりに牛丼の吉野家がタイに戻って来るという話題。吉野家を取り仕切る吉野家ホールディングスの発表によると今年8月にバンコク一号店を出店。その後5年以内に10店舗体制を予定しているようです。
吉野家と言うと、かつてはタイ国内に6店舗を構えていましたが、97年の通貨危機後の98年、タイを含む多くの海外支店を閉鎖。その後盛り返し、現在は海外に444店舗を構えています。
そこで気になるのが、このブログでもお馴染みの吉野屋そっくりの牛野屋。こちらは吉野家のコピーと言われていますが、タイ在住者には根強い人気が。
ちなみに牛野屋では牛丼の並が100バーツ(約270円)を超えますが、吉野家では日本よりも安い価格、並盛で70バーツ(約189円)という価格設定で巻き返しをはかる模様。
パートナーもセントラル・グループと言う事で、吉野家の圧勝が目に浮かぶ様ですが、牛野屋の今後が気になるものの、消費者としては大歓迎ですね。(参照リンク「セントラル・グループ」wikipedia)
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。