中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
ただ先日発布された治安維持法に則り、拡声器を使った演説などは行わずあくまで穏やかなデモになるとか。
また最終的にデモ隊は民主記念塔前まで移動し、そこで海外逃亡中のタクシン元首相による電話での語りかけがあるそうです。某国では今日、大統領がデモ隊の圧力に屈する形で辞任しましたが、赤服によるデモはある意味目的の達成できない世界最長のデモ活動と言えるかもしれません。
バレンタインデーは○○の日?!
そしてもう一つのニュースは、14日に迫ったバレンタインデーの話題を。タイでのバレンタインデーは日本と違い、男性が女性にバラの花等の贈り物をし、愛の告白をする、もしくは育む日として位置づけられていますが、近年若者の間では、ロイクラトンと同様直接的な行為をする日として誤った風潮が広がりつつあるようで、アサンプション大学が都内の若者1256人に行ったアンケートによると、若者の内約30%が性行為をする日であると認識、約17%がその可能性が非常にあると回答している事がわかりました。
※バンコク経済新聞の報道。
近年タイでは、若者の間でのHIV感染の急激な増加が社会問題化していますが、また明日あたりに保健省の方がテレビででも若者へ自重を呼びかけるのでしょうか。こういう時にこそ、先日発効した夜間の未成年外出禁止令が効果を表すと思うのですが、あの法律も既に形骸化している様です。
写真はパタヤで14日まで開かれているバレンタインデーイベントの犬の結婚式の様子。タイではバレンタインデーに婚姻届を出すカップルが多く、毎年この時期になると役所で臨時の窓口が設置される程です
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。