中国マイクロブログ(微博)の市場規模は1億2520万人


※騰訊微博。※世界最多、1000万以上のフォロワー数を誇る、隆翔。

皆さん、こんにちは。

本日から中国で人気が急上昇しているマイクロブログ（微博）の業界動向や市場、最近ホットなキーワードなどをSNSやQQなどの情報交え綴っていきたいと思います。

スタイルとしては姉妹ブログである「中国Android/OPhone雑記」と同じ感じでと思っています。

さて、では本日の話題に。第1回目ということで現在の市場規模をお話したいと思います。ちょうど良いタイミングで「上海交通大学輿情研究実験室」から『2010中国マイクロブログ年度報告』が発表されました。

＊当記事は1月1日付ブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

レポートによると、2010年10月末時点での中国のマイクロブログユーザーは1億2522万人で、うちアクティブユーザーは6500万人とのことでした。

急速に浸透しているということを表すデータとして、レポートでは一般的な媒体が5000万ユーザーを超えるのにどれくらいの年月がかかったかを紹介しています。テレビは13年、インターネットは4年かかったところ、マイクロブログはわずか14ヶ月で達成したと報告されています。

現在ユーザー数が5億人に迫ろうとしているインターネットも急速な成長を遂げていますが、それ以上の勢いでマイクロブログはユーザー数を伸ばしていってるということですね。

レポートによると本当に爆発的に成長するのは2012年か2013年。そして2013年に成熟期を迎えるであるだろう、とも言っています。現在の中国インターネットユーザーがざっと5億人だとしたら、単純計算上は約4分の1のユーザーがマイクロブログに登録している計算になります。

この辺の比率が今年2011年から2012年、2013年にかけて徐々にあがっていくのでしょうね。マイクロブログは中国工信部電信研究院が主催する「2010中国通信産業十代キーワード」にも選出されていましたし、



※泰爾の報道。

中国120のメディアが選ぶ2010年最も価値ある媒体にも選出されていたのと（関連リンク）、最近はFacebook社CEOのZuckerberg氏が検索サイト最大手の百度や中国マイクロブログ最大手の新浪などを訪問し、虎視眈々と中国市場進出のチャンスをうかがっていると聞きます（関連リンク）。

2011年も目が話せない、中国マイクロブログの関連情報を今後、定期的にお届けしていきますので、末永いご愛顧をよろしくお願いします m(_ _)m

＜続編＞
「各ポータルサイトが独自サービスを展開＝中国マイクロブログ主要サイト紹介―中国微博情報」

＊当記事は1月1日付ブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。