中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年02月13日
うちのパパも甘い物は食べないし、同僚の男性たちにあげるのもなんだか照れくさいし…やっぱり、チョコは女の子が食べるものだと、タチアナは勝手に決めていました。
ロシアではバレンタインデーにチョコレートをあげる習慣はありません。だから日本のバレンタインデーの習慣について初めて聞いたとき、タチアナは強い抵抗を覚えました。「男性に???」「チョコレート???」なんで?
日本人の男性たちがロシア人と比べたら甘い物をそれほど食べないことを考えると、なおさら不思議な習慣だと、私は今でも思います。
しかし、日本にいるうちに2月はすっかりチョコレートのイメージと結びついてしまったタチアナ。今日はロシアのチョコレートについてお話しします!
ロシアのチョコレートと言えば、多くの人はこのチョコを想像していると思います。Аленка(アリョーンカ)です。
昔のロシアらしいパッケージで、私も他のロシア人と同じように小さいときから馴染みがあります。
そういえば、日本のMeijiなどのチョコを見たとき、パッケージはロシアとずいぶん雰囲気が違うなと驚いた覚えはあります。かわいいものが好きなはずの日本人なのに、チョコレートのパッケージはそういうかわいさとは無縁の茶色や黒がメインだったように思います。どうしてそうなのかな?
先ほどのアリョーンカを作っているメーカーはКрасныйОктябрьです。このメーカーはロシアでとても有名で、「アリョーンカ」以外にもおいしいチョコをたくさん作っています。
しかし、タチアナが最近注目しているメーカーは違います。кконд(「アッコンド」)というメーカーです。
何もかもモスクワに集中している中、このメーカーがある場所は田舎町Чебоксарыです。それだけでも応援したくなりますけれども、チョコレートそのものもおいしいと私は思います。社内で製品開発を行っているでしょうけれども、味は他のロシアのメーカーとは違うので、買う度に楽しみです。
上の写真は、このブログを通じて知り合った日本が大好きなロシア人の友達からもらったチョコです。やはりアッコンドでしたので、このメーカーはどんどんファンが増えていっているようです。
以上、今度の日本へのお土産はアッコンドのチョコにしようかなと考えているタチアナでした。
※ニジニ・ノヴゴロドのクレムリンの一部。オカ川もヴォルガ川もまだまだ氷の中。
*当記事は2011年2月12日付ブログ「ロシア駐在日記」の許可を得て転載したものです。
なんか、友人になれそうな気がします~~