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各ポータルサイトが独自サービスを展開=中国マイクロブログ主要サイト紹介―中国微博情報

2011年02月15日

中国マイクロブログ主要サイト

個々の詳細な紹介は後々に譲るとして、中国でサービスを展開している主要なマイクロブログサイトを紹介しておきたいと思います。(前回記事「中国も「つぶやき」の時代=ユーザー数1億2500万人突破、ネット民4人に1人が微博を利用―中国微博情報」)

今回の記事は2010年9月に発表された「中国微博元年市场白皮书」をベースとしています。

20110213_micro_blog_start

「中国微博元年市场白皮书」では、マイクロブログサービス提供企業をサービス開始時期順に、「做啥网」、「嘀咕网」、「同学网」、「9911微博客」、「Follow5」、「新浪微博」、「搜狐微博」、「百度i贴吧」、「网易微博」、「腾讯微博」と10サイトを紹介しています。

*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

もちろん、これで全てというわけではなく、その他にも「人民网」や「第一财经」、「凤凰网」など多くのニュース及びポータルサイトが独自のマイクロブログサービスを展開しています。

こうして列挙してみると大きく3つのことが分かります。

――――――――――――――――――――――――――

1. ほとんどのマイクロブログサービスは2009年中頃から開始されている。

2. 主要サイトとあげられる中では独立系よりも、大手ポータルサイト及びニュースサイトの1サービスとして展開されているのが多数派。

3. 「テスト運用」というフェーズのサイトが多い。

――――――――――――――――――――――――――

3に関しては実際に「新浪微博」など各サイトのトップページに、「测试版」などと明記されていることからも分かります。




20110213_follow5
Follow5

これはまだまだ手探りな状態が多く、各社ともに様子を見ながらマイクロブログサービスを進めているというのもあるのかもしれないですね。各社のシェアに関して確実な統計はないのですが、いくつかのサイトで「新浪微博」が68~69%のシェアをとっており、圧倒的な存在であることが報告されています。

しかしながら、今回紹介した報告書自身も「元年」と銘打たれていますし、前回の記事で書いたとおりユーザー数の爆発的増加は2012~2013年と予測されています。これから様々に状況は変っていくものと思いますが、「新浪微博」の圧倒的な人気の秘密を同サイトの詳細紹介とともに探っていくのと、その他特色あるサイトを今後数回に分けてお届けしていきたいと思います。

<続編>
中国最大シェアを誇るマイクロブログ=『新浪微博』機能紹介<1>―中国微博情報

*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

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