中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年02月19日
私は普通の女の子♪本人の弁解
「提抜門」(抜擢事件)と名付けられたこの事件への注目が高まる中、18日付鳳凰網は王聖淇氏本人がネットに書いた文章を転載した。
「私は普通の女の子」と題したその文章で、王氏は父親は確かに市長であり、自分は「官二代」(高級官僚の子女)と認めた。だが、副院長の座についたのは 「自分に厳しく、積極的に勉強し、どんな仕事にも真剣に取り組んできたから。平均で毎日3時間も残業していることを同僚は知っている。また余暇を利用して 勉強を重ね、英国の大学で修士号を取得した」からと主張。ネットの誹謗中傷にはもう困り果てていると苦境を訴えている。
この文章が本当に本人が書いたものなのか、怪しいようにも思うのだが、信じるとすれば、どうやら大学を卒業後、すぐに大学教員の座に就職。在職中に英国で修士号を取得。学位を取得するやいなや副院長に昇格したということらしい。
「学卒ですぐに教員に就職?!」ネットは再び炎上
文章はたちまちネット掲示板に転載され、以前以上に厳しい批判を浴びせられている。曰く
「ついに官二代だと認めたな」
「市長の娘じゃなきゃ、学卒で大学教員になれるかよ」
「同級生と比べて、君はそんなに優秀だったのかね」
「本当に自分が優秀だから出世したとでも思っているのか?」
「5000年の世襲皇帝文明の古き国。政治体制を変えるのは難しい」