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「スワンナプーム空港の評価、45位へ転落」「パーム油不足、汚職疑惑でさらに不足?! 」―タイ・ニュース

2011年02月21日

スワンナプーム空港の評価、45位へ転落

2月21日のニュースはまず、国際空港委員会(ACI)の利用者満足度ランキングにおいて、スワンナプーム空港の評価が09年の24位から10年は45位へ急落した話題から。


Air Asia Check In @ Suvarnabhumi International Airport / jetalone


ACIの評価によると、施設部門での評価は高かったものの、空港職員のサービス部門での評価下落が目立ったとか。タイ空港社(AOT)も出入国手続きに時間がかかっている事が利用者の不満へ繋がっている事を認めており、今後のサービス改善への反省点となる事が期待されます。

ただ昨年の9月にも同様の問題に対して運輸相から改善命令が出されていたはずですが、私が見る限りそれほど改善されているようには見えません。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。


せめて待っている利用者を横目に果物を食べたり、隣りの職員と雑談をしたり、携帯電話で友人と話したりする事を禁止するだけでもかなり印象が変わるかと思うのですが、それさえ難しい事なのでしょうか。

パーム油不足、汚職疑惑でさらに不足?!

そして次のニュースは在タイ日本人にも無縁とは言えないタイ国内市場におけるパーム油不足の話題を。報道によると商業省が予定していた第2回目のパーム油緊急輸入計画が大幅に遅れているようです。

パーム油が市場で大幅に不足している直接の原因は、ガソリンの値上げとパーム油(タイ語ではどちらもナムマン)の値上げを早とちりした買いだめ傾向により、タイでは毎度のごとく業者が売り控えを始めてしまった為ですが、この事態をチャンスと見た商業省関連の政治家が緊急輸入に関する汚職に関与しているようで、ステープ副首相が法務省捜査局に捜査を要請する事態に発展しています。

20110221_bangkok1
マティチョン紙の報道。

これにより緊急輸入はさらに遅れるものと思われ、売り控えをしている業者はさらに儲けが増える事に....。総選挙を控えた今、国民生活を直撃するこの問題をアピシット政権はどう処理するのでしょうか。

赤服デモ、次回は3月12日を予定

そして最後のニュースは、益々デモ参加者が増加し続けているタクシン派赤服同盟デモの話題を。先日19日に逮捕されている赤服幹部の釈放を要求して1~3万人規模の集会を行った赤服ですが、次回の集会は
来月3月12日に予定しているようです。

20110221_bangkok2
マティチョン紙の報道。

2009年以降、毎年この時期になると全国各地から支持者が集まり増大化して行くという状況が続いていますが、今年も同じ様で、当局は次回の集会にはさらに規模が拡大するものとして警戒を呼びかけています。総選挙を控えた今年にまさか....無いですよね。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

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