中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年02月22日
今回の火災では早期に消火されたため、けが人もありませんでしたが、当日のCWはもちろん営業中であり、あわや大惨事となる所でした。出火元はエアコンの配線と見られていますが、警察では詳しい原因を調査中です。
アユタヤ県の路上で大規模陥没事故発生
そして次のニュースは今月19日にアユタヤ県で発生した大規模陥没事故のニュース。
※ネーオナー紙の報道。
報道によるとアユタヤ県バンパハン群内の道路で、深さ2m、長さ100mに渡って道路が陥没、現場では大きな穴が開き、乗用車1台、バイク3台が転落する事故が発生しました。幸い軽傷者のみで済んだ様ですが、昨年の大洪水以降、土砂が流れたせいかタイ国内の至る所で陥没事故が発生しています。
タイでは街灯の無い幹線道路も多く存在しますので、夜間に気がつけば車ごと落下なんて事も....。なんとも怖い話しです。
タイが世界で始めてデング熱ワクチンを開発
そして最後のニュースは、新薬開発の明るいニュースを。タイでは一年中蚊に刺される危険があり、蚊に刺されるとマラリアやデング熱に感染する可能性がある事は皆様もご存知だと思いますが、これまで一切の特効薬の存在しなかったデング熱のワクチンを世界で始めてタイの科学技術開発庁(NSTDA)が開発したと発表しました。
※Newsclipの報道。
現在まだ動物実験の段階で実用化には至っていませんが、もし実用化されれば画期的なデング熱予防法となる事は間違いありません。タイは熱帯病関連の医学研究が進んでいる事で知られていますが、今後の実用化に注目が集まります。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。