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「アピシット首相、二重国籍認める」「強制代理出産?ベトナム人女性13人を保護」―タイ・ニュース

2011年02月25日

アピシット首相、二重国籍認める

2月25日のニュースはアピシット首相が自身の二重国籍について公式の場で認めた話題から。

報道によると24日に行われた国会審議の場で、プゥア・タイ党所属議員の質問に対してアピシット首相が「確かに私はイギリス国籍を持っているが、必要なら放棄も可能で、その場合複数の国のパスポートを所持している方にも同じ様に放棄してもらいたい」と発言しました。

20110225_bangkok1
タイポスト紙の報道。


この複数の国のパスポートを所持している方と言うのはもちろん国外逃亡中のタクシン元首相を指している訳ですが、イギリス生まれのアピシット首相、この直後にやたらと愛国的な発言を繰り返していた所を見ると、かなり気にしていたのかもしれません。

*当記事は
ブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。


タイ国民的には自国の首相が他国の国籍を持っている事はあまり気にしては居ないようですが。


強制代理出産?ベトナム人女性13人を保護


そしてもう一つのニュースは、バンコク都内で強制的に代理出産をさせられていたベトナム人女性13名が警察によって保護されたニュース。

報道によると23日、タイ警察はバンコク都内の民家から中国人の男1名、台湾人の男女4名を人身売買及び監禁の罪で逮捕、民家の中で監禁されていたベトナム人女性13名を保護しました。

警察発表によると逮捕された5人は、中国人や台湾人、そしてタイ人の子供が欲しい男性顧客にベトナム人女性を斡旋。子供一人につき150万バーツで子供を産ませていたそうで、保護された当時7名の女性が妊娠していました。

女性達は騙されてタイまで連れてこられていたようで、パスポートを取り上げられた上に監禁され、出産したとしても10分の1の15万バーツしか与えられていなかったそうです。なんとも酷い話しですね。

残念ながら報道画像がありませんでしたので、代わりに今日離婚が判明したこの2人の画像を。

20110225_bangkok2
タイラット紙の報道。

お馴染みテニスのパラドン選手と、右は2005年のミスユニバースでカナダ人のナタリーさん。2007年の結婚当時はビッグカップルとして話題となりましたが、昨年から別居状態が続いていました。

*当記事は
ブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

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