中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
帰還したタイ人労働者は取材に対してリビアの緊迫した情勢、そしてまだ残して来た他のタイ人労働者への心配を口々に話しました。
燃油サーチャージで最終利益109%増?タイ航空
もう一つのニュースは、タイ国際航空の2010年売上高が前年比12.4%増となったニュースを。
※プージャッカーン紙の報道。
タイ航空と言うとこれまでも黒い話題が耐えない国営企業ですが、昨年は特に赤服暴動などの影響で経営が危ぶまれ、昨年7月には政府支援が行われた事は記憶に新しい所です。
またその後赤字解消の為に大量解雇に踏み切ろうとしたり、経営陣による汚職ぎりぎりの経営状態が問題となりました。
そんな中、搭乗率は下落したものの、売上高12.4%増、最終利益は109%増。報道によるとバーツ高での為替差益が大きかった様ですが、タイ航空と言うと燃油サーチャージが高く、直ぐに値上げする割には、なかなか値下げしないのはご存知の通り。記事を読むとサーチャージによる利益も大きかったそうですので、なんとか値下げしてもらえないものかと思います。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。