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書籍刊行記念イベントをマイクロブログ内で開催=『新浪微博』機能紹介<3>―中国微博情報

2011年03月05日

中国マイクロブログサイト紹介 - 新浪微博(3) -

先日、新浪微博で面白い取り組みが行われていたのでご紹介。(前回記事「中国最大シェアを誇るマイクロブログ=『新浪微博』機能紹介<2>―中国微博情報」)

仕掛け人というか中心人物は李开复氏です。

20110305_micro_blog1

李开复氏は前Google中国の総裁で2009年9月の辞任後は创新工场(Innovation Works)というインキュベーション会社を立ち上げモバイルインターネットを中心に様々な投資を行っています。
※李开复氏についてもう少し詳しく知りたい、という方は"こちら"か"こちら"をどうぞ。

*当記事は2011年1月14日付ブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。


最近は新浪微博を中心にマイクロブログで積極的に情報発信や交流を行っており、そのフォロワー数(粉丝)は2,945,149人と300万に迫るほど大変な人気を集めています。

今回のイベントはその李开复氏が「微博:改变一切(マイクロブログが全てを変える)」という本を出版するに当たり、その記念としてユーザーとマイクロブログについて自由闊達な意見交換や質問を行うという目的で行われました。

20110305_micro_blog2

その意見交換や質問は1月12日の14時から15時と時間限定で行われたのですが(最終的には15時半までと30分間延長された)、最後に李开复氏自身が投稿しているとおり、時間内に5,958件の意見や質問が投稿されました。

20110305_micro_blog3

その5,958件に対し回答できたのは54件だったらしく、李开复氏も「ちょっと少なかったね。でも速記だったら30件程度だよ。タイピングのしすぎだから今夜はマッサージが必要だ」などと少し悔しさを滲ませながら語っていました。

まあでも、1時間半で54件なので平均して1分半に1件回答しているのですから大したものではないでしょうか。

私自身も「マイクロブログを企業内の情報共有ツールに利用する、という流れがあるかと思うが見解はいかがか?」と質問してみたのですが、”5,958分の54”の中には入れず残念ながら回答は得られませんでした(^^;

一般的に出版記念などはサイン会という形でイベント会場などで行われるのでしょうが、マイクロブログを使った活用術という意味では非常に面白い取り組みでした。

<『新浪微博』機能紹介>
中国最大シェアを誇るマイクロブログ=『新浪微博』機能紹介<1>―中国微博情報

中国最大シェアを誇るマイクロブログ=『新浪微博』機能紹介<2>―中国微博情報

*当記事は2011年1月14日付ブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

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