中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年03月11日
9日、ケンタッキー中国は声明を発表。カニの購入証明書まで丁寧に添えて、カニ肉はきっちりと調達した本物だ!と強烈に反論。身の潔白を訴えています。
まあ、おそらくネット掲示板の書き込みがたんなる悪ふざけだったんだと思うのですが、しかし、「これ、カニ使ってないでしょ?」と疑いたくなる気持ちもよくわかるところ。実は先月、中国に行った時にテレビで「黄金蟹頭」のCMを見たのですが、これがまーよくできていて、うまそうなんですよ。
CMを見た翌日には、思わずケンタッキーで注文しておりました。もちろんCMほどステキなものは出てこなかったのですが、1個100円ぐらいで本当にカニが出てくるのだろうか?という悩みにさいなまれたのも事実。「本当は魚肉なんだよ」といわれたら、光の早さで信じてしまったと思われます。
というわけで、今回の件はあまりにもおいしそうに撮った広告が生み出した悲劇なんじゃないかな、と。まあ、実際、ケンタッキーはレベル高いぜと感心させられます。値段の割においしいコーヒーを出すという意味では最強格。中国限定ラップの「老北京鶏肉巻」はおいしいし、モーニングのお粥や油条も結構いけるし、中国旅行中の飯どころとしては1回ぐらい行っても損はないように思います。