2011年3月10日、雲南省徳宏タイ族ジンポー族自治州盈江県でマグニチュード5.8の地震が発生した。12日現在、25人の死亡、250人の負傷が確認されている。倒壊家屋は1万8000戸を超えた。また深刻な損傷を負った建物も4万9000戸以上にのぼる。12万7000人が緊急避難を余儀なくされた（12日付新民晩報を参照）。


＊画像は燕趙晩報。他写真複数。

中国政府は5500万元（約6億8800万円）の救済資金を拠出。雲南省及び徳宏タイ族ジンポー族自治州も2400万元（約3億円）の資金拠出を決めた。死者への慰安金や被災者の生活補助にあてている。またテント5000張、布団1万枚、綿コート1万着、さらには米、油、ミネラルウォーター、発電機などが被災地に送られている。一部自治体ではボランティアチームが結成され、現地入りした。


＊画像は新民晩報の報道。拉勐寨では9割以上の家屋が倒壊したが死傷者は出ていない。


＊画像は人民網の報道。道端に建てられた仮設テント。



＊画像は北方網の報道。消防隊による救援活動。