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【写真】<中国ジャスミン革命>第4回集会日もやっぱり厳戒態勢=北京大学内を治安ボランティアが監視

2011年03月15日


2011年3月13日の「中国ジャスミン革命」第4回集会日。この日も中国政府は厳戒態勢で臨みました。それほどまでに警戒しなければならないのかと言えば、そこまで緊迫した状況ではないと思うのですが、一度自縛してしまうとなかなか冷静に対処できなくなるようです。

以下は13日付博訊網の報道「日曜日、北京大学学生は外出禁止=中関村は緊迫ムードの警戒」より。




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第4回目の集会が予定されていた中関村に近い北京大学。いつもより校内の警備を増やして学生たちを校外に出さないよう警戒していました。警察車両も入っており、赤腕章(治安ボランティア)の人もいますね。ついに大学の中にまで乗り込みましたか。

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なぜ、この広場に学生が集まっているのでしょうか。もちろん全校学生ではないでしょう。市内中心部に実家がある学生なら金曜のうちに戻っているでしょうから、集められたのは地方から来ている学生と推測されます。キャプションによると、正午となっています。

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学外に出ようとしているものの、止められている学生と思しき男性の横を、何事もなく脱出に成功している男性。違いは何なのでしょうか。ご存知のように、中関村の周辺は北京大学や清華大学を始めとして、多くの大学があつまった文教地区でもあり、他の大学でも同様の措置が取られたと考えられます。

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所変わって中関村。集合場所となった海龍ビル前に午前9時から散水車を配備し、いつでも使えるように待機していました。

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そして、目に見える形で配備された公安の車両。

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遠目にも分かる、制服に着られている保安がいます。ありがちです。

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店員すらも赤腕章を付けさせられ、監視役に回っています。こうして存在をアピールする事によって、事態を防ごうとする狙いがあるのでしょう。

ジャスミン革命は、次回もあります。成り行きに任せ、引き続き日本から見守って生きたいと思います。

*当記事はブログ「中国という隣人」の許可を得て転載したものです。

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