訪タイ日本人減少により、外貨収入大幅減と予測

3月21日のニュースも東北関東大震災のタイに関するニュースから。報道によるとカシコン銀行（タイ農業銀行）のリサーチ・センターは、震災の影響によりタイを訪れる日本人が前年比12～28%減の70～85万人に減ると予測。


※マティチョン紙の報道。

それにより外貨収入が当時予測の380億バーツ（約1020億円）から、大幅減の180～230億バーツ（約481億～615億円）に減少すると予想しました。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

今の所今回の震災による企業直接投資はさほど減少してはいないものの、確かに今この時期に旅行にいくならばその分募金しようという風潮から、旅行を取りやめる方は多いかもしれませんね。私の知り合いの旅行業者の方も、予約のキャンセルが増えていると話していました。


タイ航空、日本発バンコク便を16000バーツに設定

またタイ航空は、全ての日本国内空港初バンコク行きの便のエコノミークラスを、震災により脱出する被災者支援のため片道16000バーツ（約42800円）に設定すると発表しました。当初からタイ航空に関しては、便乗値上げが目立つと非難されていましたが、汚名返上となるでしょうか。

ただ報道によると、このチケットに関しては変更が効かない、払い戻しもできない、設定が今月31日迄であるにもかかわらず、既にその間の空席は無いなど既に非難がわき起こっている様です。


震災被災者チャリティーミニマラソン開催

そしてもう一つの話題は、今月3月27日に都内で開催される震災被災者救済チャリティーミニマラソンのニュース。

報道によるとエンポリアムとタイ国内マラソン愛好家による主催で来週の日曜日に都内スクンビット通りを中心にチャリティーミニマラソンが行われます。

参加費は350バーツ（約935円）で、都内中心部を走る３キロコースと９キロコースが設定されており、どちらも制限時間内に完走すると、記念メダルが贈呈されます。




参加登録は今日から土曜日までエンポリアムの１階で受付。当日早朝も受付を設ける様です。今バンコクでは官民多くの組織が日本支援の為に動いてくれていますが、本当にありがたい事ですね。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。