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2011年03月23日
深圳マオタイルビーは、昨年ボリビアリーグで22ゴールを決めたコロンビア出身のFWレイノーソ選手をレンタル契約で獲得していたが、トルシエ監督の戦術に合わないとの理由で解雇。その穴を巻選手が埋めることになる。昨年はロシア・プレミアリーグのアムカル・ペルミに所属したが、出場機会に恵まれず活躍することはできなかった。
身体能力に優れた巻選手とはいえ、大型選手が多く当たりが強い中国スーパーリーグでどれだけの力を示せるのか、新たなチャレンジとなる。なお捜狐の記事では「巻選手はチャンスをモノにする能力が高く、日本サッカー界では『妖刀』の異名で呼ばれていた」と記述されている。
献身的な動きが売りだが得点自体は決して多くなかった巻選手、「助っ人外国人」「妖刀」としてゴールを求められる厳しい環境となりそうだ。