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「日本からの輸入食品に対する放射能検査を強化」「PAD、選挙制停止・議員任命制を主張」―タイ・ニュース

2011年03月26日

日本からの輸入食品に対する放射能検査を強化

3月26日のニュースはまず、東北関東大震災の影響により、日本からタイに輸入される食品等に関してのタイ政府の対応の話題から。タイ食品薬品委員会は日本からの輸入食品や食材の放射能汚染度チェックを強化する事を発表。

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サイアムラット紙の報道。

これまで検査が行われていた水産物に対しては検査の回数を増やし、農産物に対しては抜き取り検査を行うとしました。幸いこれまで輸入食品から放射性物質が検出されたと言う報告なはく、タイ国内でのこれらの食材を輸入している店舗でも、客の入りは以前と変わらない様です。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。



PAD、選挙制停止・議員任命制を主張

そしてもう一つのニュースは、現在ドゥシット・政府庁舎前で座り込み反政府デモを行っている黄服(PAD)の創設者でもある幹部のソンティ氏が、近々行われる総選挙をボイコットする様、同支持派の新政治党に圧力をかけていると言う話題を。

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ターン・セータキット紙の報道。

ソンティ氏によると、次回行われる選挙は賄賂・汚職にまみれており、現職議員を3年間公職から追放した上で、今必要なのは選挙を停止し、国王様による首相・議員任命制の導入であるとか。

PAD(黄服)は設立当初はこれらの主張を表に出さず、美辞麗句により中産層以上に支持を集めていましたが、最近は議員任命制や民主政治停止など主張が一般常識とはかけ離れる傾向にあるようです。

ある方々の「軍政回帰」的な意向を踏んでいるのは解りますが、正直なかなか厳しい状況だと思われます。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

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