百度、実名制ソーシャルプラットフォームの実運用を4月に開始？

昨年の9月からテスト自体は開始されていた百度（Baidu）の「百度说吧」。



テストも最終段階に入り、4月から本格展開されるのではないか？との記事を発見したので、実際にどのレベルなのか確かめるべく、ユーザー登録してみました。

＊当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

ユーザー登録は先の「百度说吧」のトップ画面右上”注册”をクリックすると開始されます。


 
利用している携帯番号を入力すると4桁の検証コードが送られてくるので、まずそちらを入力します。




登録の途中で身分証の番号を求められるのですが、パスポート番号では受け付けてくれませんでした。どうも中国人の身分証明書番号でないとダメなようです。

ただ、入力できないと登録手続きができない、というわけではなく画面右下の“跳过”をクリックすれば、入力しないまま先に進めます。


この身分証番号の登録は「百度認証」をもらうための手続きのようです。



ユーザープロフィールの登録も当然あるのですが、「百度说吧」では“名片（名刺）”という表現を用いており、表示のさせ方も何パターンか用意されています。



 

実際には下記のように表示されます。





登録が完了すると実際にサービスが開始されます。



 

昨年12月のインタビューの際、百度ソーシャルメディア総裁の麦田氏は「百度说吧は微博（マイクロブログ）でもなく、Twitterでもない」と語ったそうなのですが、今の時点を見る限り、その他マイクロブログとの差はあまり感じられません(^^

その12月のインタビューの際に麦田氏は「既にテスト開始から100日が経ったわけだが、テストユーザーの登録数は100万人に達した」とも語っていたそうです。

本日の腾讯微博での麦田氏のツイートを見ると、百度说吧のプロダクトマネージャや開発者、運用者などを募集しているようです。



こういう動きをみても、実サービス開始は近いのかもしれませんね。楽しみです(^^

＊当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。