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【福島原発事故】台湾が抱える「核の恐怖」=海峡対岸に立ち並ぶ中国原発群

2011年03月30日

馬英九総統は29日、台湾総統府でリチャード・アーミテージ元米国務副長官と会見。「中国本土は日本以上に台湾に近い。台湾海峡対岸には6カ所の原子力発電所がある。計十数基もの原子炉がもたらす災害は福島原発をはるかに超えるものになるだろう。今後、中台の協力交渉において原子力エネルギーの安全性は重要なテーマになる」と発言した。30日、聯合早報が伝えた。

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*中国原子力発電所分布図。赤字が運用中、緑字が計画中、青字が建設中のもの。

中国本土では台湾に近い広東省、福建省を中心に原子力発電所建設が進められてきた。福島原発の事故を機に台湾でも改めて原発の危険性が認識されるなか、台湾で稼働している原子炉6基に加え、中国本土の原発の問題もクローズアップされている。

野党・民進党の蔡英文主席は26日、高雄市高苑工商職業学校建学40周年記念式典に参加。原子力問題について語った。(26日付聯合晩報を参照)

米紙ウォールストリートジャーナルによると、世界14の原発が地震断層の上に位置しているというが、台湾の原発4基はすべてそのリストに入っているという。蔡主席は、ドイツを見習い脱原発の道を歩むべきと主張。2025年を目標に原発撤廃を進めるべきと主張した。

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