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2000人が警官と衝突、5日間にわたり道路を占拠=ダム建設の補償めぐり対立―中国雲南省

2011年03月31日

2011年3月25日から29日にかけ、雲南省昭通市綏江県で、ダム建設に関する移転に反発した住民が道路を占拠する事件が起きた。抗議の住民は最大で2000人を超え、武装警官と衝突する場面もあったという。少なくとも50人が負傷したと伝えられている。30日付BBC30日付東方網を参照した。


Sengari Dam / 千苅ダム / kayakaya


同地では向家壩水力発電所の建設が進められている。2012年完成の予定。工事に伴い3県10万人の住民移転が必要となったが、中でも綏江県は5万人以上が移転を余儀なくされる。しかし、立ち退き補償金の基準額が公表されない、移転予定の環境が劣悪、お墓の移転補償費が支払われないなどの理由から、住民と政府の対立が深まっていた。

香港人権情報センターによると、24日にミャンマーで起きた地震を機に、住民らは移転先の安全性を深く憂慮するようになったという。

翌25日、住民たちはついに行動を起こした。綏江県市街地へと通じる道路を占拠し、抗議活動を展開。最大で2000人以上が集まる騒ぎとなった。警察は解散するよう説得したが住民らは拒否。説得に当たった警官や綏江県公安局長が取り囲まれ、群衆に踏みつけられる事態にまで発展した。道路占拠5日目となる29日、400人以上もの武装警官、特別警察らが動員され占拠している住民を追い払った。

向家水力発電所は長江上流にあたる金沙江に建設される大型水力発電所。クリーンエネルギーの開発を急ぐ中国では、長江上流に4基の大型水力発電所を建設する予定だが、環境団体からは自然破壊につながると批判されている。


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