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「妻が殺し屋雇い夫を殺害=共謀のレスキュー病院搬送せず」「議員任命制に与野党が非難」―タイ・ニュース

2011年04月16日

議員任命制に与野党が非難

4月16日のニュースは、任命制上院議員73人の名簿が12日発表された事を受け、選出された議員名簿の人物が反タクシン派に偏り過ぎていると批判されている話題。

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タイラットの報道。

現在、上院議員(定数150、公選77、任命制73)の約半数は2006年の軍事クーデター以降、クリーンな政治を目的として任命制で選ばれる制度に変わりました。しかし、実際の所は守旧派の反タクシン派が実権を握る為のシステムとして批判の対象となっています。

*当記事は
ブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

事実選出された議員の約半数を退役軍人や守旧派の人間が占めており、選出にはある人物(書くと問題になりますので、ご想像下さい)の「意向」が色濃く繁栄されていると批判されています。

民主党政権発足当初、そしてPAD(黄服)に関しては今も全議員任命制を主張していますが、もし実現すればクリーンどころか完全に軍政に逆戻りですね。


妻が殺し屋雇い夫を殺害=共謀のレスキュー病院搬送せず


そしてもう一つのニュースは、妻が殺し屋を雇って夫を殺害したニュース。報道によると浮気を疑う度に暴行を受けていたとされる妻・サヤモン容疑者(28)が、夫であるシリサックさん(46)の殺害を友人のスチャート容疑者と計画。サヤモン容疑者はスチャート容疑者に6万バーツを渡し殺し屋手配を依頼。

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PDNの報道。

依頼を受けたチャナコーン容疑者(22)とパッタサライ容疑者(18)は11日3時頃サヤモン容疑者宅へ向かい、シリサックさんを銃撃、殺害しました。そこへレスキュー隊員でもあるスチャート容疑者が被害者搬送のために駆けつけましたが、銃弾を浴びたシリサックさんを病院に搬送するふりをして車両に乗せた上で、そのまま車を迂回させるなどして時間稼ぎ。死に至らしめたとか。

妻のサヤモン容疑者は当初警察に殺害された理由について解らないとシラを切っていましたが、警察の捜査で二人の間に喧嘩が絶えなかったと判明した事から、警察ではサヤモン容疑者以下5名を殺人罪で逮捕。捜査を継続しています。タイでは比較的安く簡単に殺し屋を雇う事ができると言われていますが、妻に殺し屋を雇われるとは、怖い話しですね。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

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