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2011年04月17日
16日、国家森林防火指揮部はさらに消火ヘリコプターを1機追加。また調査用ヘリ2機を投入した。さらに人工降雨作戦を実施。ロケット129発、飛行機2
機、移動降雨作業車36両を動員した。その効果で秦皇島市内全域には降雨がみられた。最大降水量は2.6ミリと決して多くはなかったが、消火活動に大きな
効果を上げたと報じられている。
北京五輪開幕式でも利用された人工降雨技術は、ロケットや飛行機によってドライアイスやヨウ化銀を散布。雨の核を作ることで降雨を促すというもの。毎年干ばつに見舞われている中国ではごく一般的に利用されている。