中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
またこれに先駆けてピチット県では、同じ様に半裸で踊っていた少女と、場を提供した車の持ち主が逮捕され、罰金を支払った上で釈放されています。
タイには文化省の中に宗教警察的な意味合いを持つ部署が存在しますが、数年前にチェンマイにあるご神木前で数人の女性が全裸で踊り、逮捕されたのは記憶に新しい所です。
*報道動画→コムチャルック。
警察の発砲で人質が重体=バンコク都心カージャック事件
そしてもう一つのニュースは昨日お伝えした、警察官とタクシードライバーを射殺し、自らも警察によって射殺されたタダ容疑者が起こした事件の続報を。(前回記事「バンコク中心部でカージャック事件発生=警官殺害の犯人を射殺―タイ・ニュース」)
タダ容疑者がアヌサワリーにおいて警察に射殺された際、人質として逃走車両には女性医師が同乗しており、この女性医師も銃弾を受け重傷を負った事はお伝えしましたが、その後の調べで女性医師を撃ったのは警察側である事が判明しました。
*BangkokPostの報道。
これに関して警察当局は、逮捕時に車内は遮光フィルムによって見えにくく、当初は人質が居る事を確認できなかったと発表。女性医師は現在は容態も安定しているという事です。
タイでは警察官と犯人の間での銃撃戦に市民が巻き込まれる事が頻繁にありますが、そう言えば昨年末もパタヤでの犯人追跡の際、警察官が発砲した銃弾が、屋台で食事をしていた女性の足を貫通する事件がありました。タイ警察官の殉職率は日本の比ではなく、危険なのは解りますが、タイ警察の簡単に発砲する状況、何とかならないものかと....。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。