百度説吧がプチリニューアルオープン 実名登録の強制を廃止

先日紹介した百度が展開する「百度説吧」が4月15日にプチリニューアルオープンしました。



”プチ”と付けているのは変更点が大きく2箇所しかないのと、それ自体は目新しいことではないためですが、そうはいっても最大の特徴であった実名性を強制しなくなったことは同サービスの意義という点では大きいのかもしれません。

＊当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。

3番目のところで「显示名（表示名）」を自由に選べる用になったことが明記されています。

実際に設定のところでも「显示名（表示名）」の欄は赤いマークが隣についており、入力必須になっていますが「姓名」の部分は赤いマークがなく入力が任意になっています。



ただ、2番目の図の4番に書かれていたとおり「実名認証」と「名人認証」という概念はあり、本人確認がされたユーザーは実名認証の証として姓名の右側にチェック付きのアイコンが入ります。


もう1点の変更点というか追加機能としては時系列式にホットな話題が表示されるようになったことです。





「百度説吧」は新浪微博がもっているコミュニティ機能（微群）や一般的な微博なら大体採用している「随便看看」などの機能がなかったので、横への繋がりや展開に弱いな、という気がしていたのですが、これで少しは改善されていくのでしょうかね(^^

百度といえば、つい先日Facebookの中国進出にあたり共同でSNSサイトを展開していくのではないか、などと噂があがりましたが、Facebookに近い筋からは「その可能性はないのでは？」という反応（関連記事　「SFGate」＊英語）。本件の真偽は今後あるであろう両社の公式声明を待つしかなさそうです。

Facebookとの一件も百度説吧の方向性にも影響を与えていくでしょうから、こちらも合わせて注視していきたいと思います。

＊当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。