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「停戦合意後に銃撃戦発生」「半裸ダンス騒動から摘発のパブで火災」―タイ・ニュース

2011年04月30日

停戦合意後に銃撃戦発生=タイ側兵士7人死傷

4月30日のニュースはまず、ここ数日お伝えしているタイ・カンボジア国境紛争の続報から。

昨日29日、現地司令官レベルでの停戦合意に至ったとここでもお伝えしましたが、29日早朝に両国軍間で銃撃戦が発生し、口頭での停戦合意は数時間と持ちませんでした。両国軍は互いに攻撃を仕掛けられたと非難していますが、この銃撃戦によりタイ側兵士1名が死亡、6名の負傷が確認されています。

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BangkokPostの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

昨年の紛争時にも幾度となく停戦合意が破られていましたので、今回の口頭での停戦合意が意味を成さなかった事は予測できた事ですが、その後の両政府の発表、そして軍幹部の発言を鑑みると、海外メディアの指摘通り、停戦に至らない理由はタイ国内情勢にある事は否定できないかもしれません。


半裸ダンス騒動から摘発のパブで火災=男女4人死亡

そしてもう一つのニュースは、ソンクラーン時の事件から、未成年がトップレスで踊っていた事で先日摘発されたフルムーンパブが火災により焼失したニュースを(*関連記事「半裸ダンス中高生から違法パブ摘発―タイ・ニュース」KINBRICKS NOW、11年4月22日)

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コムチャルックの報道。

報道によると今月28日、違法営業により営業停止処分を受けていたフルムーンパブから午前1時頃出火。男女4名が焼死しました。出火の原因は改装作業に使っていたバーナーの火花がカーペットに飛び火した事によるものだそうですが、このパブについては警察との汚職や、違法賭博開帳等の捜査が進められている最中で、疑惑の残る火災となりました。

死亡した男女4人に関しては普通の火災での焼死以上に炭化していたそうで、色々と考えさせられますね。と言っても、捜査を行うのが地元警察であれば、火災の真相が究明される事は無いかと思われますが....。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。




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