2011年4月、人気AV女優・タレントの蒼井そらさんが、訪問中の中国で話題となっている。
30日、蒼井さんは江西省南昌市の「第3回中国中部南昌国際自動車文化節」に登場。会場には多くのファンが詰めかけ凄まじい熱気に。警備の問題から蒼井さんの登場は1時間遅れとなったが、それでもファンの熱気は収まらず、登場からわずか3分で退場することになった。イベント公式サイトには詰めかけたファンの写真が公開されているが、どこを見ても“さえない男子”ばかりのように見える……。
*画像は蒼井そらさんの登場を待つ中国の若人たち。南昌国際自動車文化節公式サイトに掲載。
会場パニック
蒼井さんはこの日の混乱を自身のブログで以下のようにつづっている。
準備を急かされ、さて行くぞと言う時に動線の確保が出来ずまた待機。
なんやねん。
30分後、30人近い警察とスタッフに囲まれて会場のステージを目指す。
(…)
会場は人が集まり過ぎてパニック。
前へ前へ押し寄せる人たちの安全を考慮し、散々待たせた挙句舞台に立って5分も経たないうちに手を引っ張られ逃げるようにその場を去った。遠くからわざわざ来てくれた方もいただろうに。小雨の降る中何時間も待ってた方もいただろうに。
とても、残念でしょうがない。
私がもっと中国語が出来れば短い時間でも自分の言葉を伝える事が出来たはず。なんか、悔しかった。
「会場パニック。」(蒼井そらオフィシャルブログ「今日のSOLA模様」、2011年5月1日)
5分足らずの時間しかファンの前にいられなかった蒼井さんだが、主催者側はしてやったりというところではないか。この騒ぎを複数メディアが報じることで、南昌モーターショーのPRという狙いは十二分に達成できたようだ。
マイクロブログ・パニック
さらに28日夜には、東芝メディカルシステムズ(中国)有限公司の松岡伸CEOとの
2ショット写真が“問題”となった。松岡氏が蒼井さんの肩に手を回している写真に「いやらしい」「手を放せ」とのコメントが殺到。最終的に3000近いコメントが寄せられることとなった。
蒼井さんは「彼は中国のエグゼクティブプロデューサーなんです」と説明。松岡氏は「友人とご飯を食べて写真を撮っただけなのに。みんなは友達とご飯を食べないの?写真を撮らないの?」と嘆いている。たんにこれだけの話なのだが、ネットメディア・
中国娯楽網はこのやりとりをわざわざ記事にしている。この時点で、「蒼井そらパニック」は十分に予見できるものだったのかもしれない。
蒼井そら人気の秘密とAV女優起用解禁
蒼井さんはなぜ中国でこれほど人気があるのか。以前にも記事「
全ての芸能人は蒼井そらとスコット・ノートンに学べ!グローバル芸能界で生き残るために」でちょっと紹介したが、もう一度まとめておくと、
・中国における日本のAV人気
・ツイッターや中国版マイクロブログで、蒼井さんは英語、中国語を駆使してファンと積極的にコミュニケーションしていること
・青海地震でのチャリティー活動が報じられ、好感度が高まったこと
というあたりかと。たんに人気AV女優というだけでは、これほどの人気にはならないだろう。
とはいえ、これだけ蒼井そら人気が高まると、「他のAV女優でも同じように話題になるはず」と広告会社はソロバンをはじいているはず。確か昨年、イベントにAV女優を起用してはならぬというお達しがでたはずだが、今回の起用は「そろそろほとぼりも冷めたしいいだろ」という判断なのだろうか。
日本AV女優が出演した香港ポルノ映画「
3D肉蒲団」が中華圏で爆発的な注目を集めたこともあり、今後、中国のイベントでの日本AV女優起用が激増する予感がする。
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*恵比寿マスカッツ、中国でも結構知っている人が多くてびっくりです。