中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年05月05日
ログイン後のトップページは以下のような感じです。
「百度旅行(Baidu旅游)」と同様に各ユーザー専用の空間が用意されています。
この「Baidu Ting!」のユーザー属性は純粋に音楽を聴いたり、フォローワーなどと楽曲の推薦や共有を行うユーザーと楽曲を提供するアーティストの大きく2つに分かれています。
自分の好きなアーティストがいるかを「広場(广场)」で探すこともできますし、
各ジャンル毎に分類されている「放送局(电台)」から探すことも可能です。
アーティスト毎の空間もあるので、曲をアーティスト毎に探すことも可能です。
そのアーティストをフォローしておき、更新情報をいち早く取得することもできますし、またフォローワーなど他のユーザーに対し、推薦することも可能になっています。
また、聴いた曲数によってレベルが上がったり、
推薦や共有などアクティブ度に応じて達人認定されるような、ユーザーに継続させる仕組みも用意されています。
現時点、機能としてはまだそれほど多くはないのと、発想自体も目新しい物ではないのですが、注目すべきは先日の「百度旅行(Baidu旅游)」及び今回の「Baidu Ting!」など手持ちサービスのソーシャル化を百度が推進し始めていることにあると思います。
新浪は新浪微博をプラットフォームに様々なサービスを追加するという形、百度は手持ちのコンテンツをソーシャル化していくという対照的な戦略が、今後どう拡張していくのかも非常に楽しみです。
*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。