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最強の空姐(キャビンアテンダント)を目指して=美女たちのカンフー修行―政治学で読む中国

2011年05月07日

キャビンアテンダントと詠春拳

「香港の一部航空会社、キャビンアテンダントに詠春拳マスターを指令=よっぱらい客対策が目的」(鳳凰網)という記事を見かけました。多少興味を引かれたのでこれについて少し。

テレビのニュース映像が見られるようになっているのですが、やはり文字だけの記事よりも、実際に練習している様子だとか、経験談のインタビューを動画で見せつけられると、本当に大変だなと痛感します。

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大衆網の報道。

*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。


迷惑なお客様

途中飛行機内の暴行事件の説明がありますが、何でも週に3回位は規則を守らないよっぱらい客に遭遇するとのことです。以前ならば飛行機にはそれなりの人しか乗らなかったので、こうしたもめごとに遭遇することも少なかったように感じます。今では料金も安くなり、いろんな人が利用するようになったので、中には問題を起こす方も出てくるのではないでしょうか。

ちなみに、詠春拳というとブルース・リーが学んだことでも知られる、有名な拳法。接近戦の攻防に定評があり、狭い機内で使うには適しているかもしれません。しかし、習得はかなり難しいと言われている拳法ですので、キャビンアテンダントがどれだけ習得できるかは疑問です。


最強のキャビンアテンダントへの道

放送内容ですが、やはりキャビンアテンダントのイメージがあるので、最初はきれいな方が型をとっているところから始まります。

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鳳凰網の動画より。

続いて、あこがれの職業・キャビンアテンダントは、その実、飛行機内で暴行事件にさらされる危険があると紹介。「(もはや)ただの花瓶ではない」と題して、彼女達の微笑みの裏にあるものを紹介するとばかり、軍事訓練モドキの様子を報じております。

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鳳凰網の動画より。

最後はキャビンアテンダントのインタビュー。よっぱらい客を飛行機のトイレに閉じこめる、トイレ内でその客の嘔吐物を掃除するなど、辛いお仕事の数々を話しています。


キャビンアテンダントも辛いよ

日本では、キャビンアテンダントの派遣社員への切り替えが進んでいます。もはや憧れの職業ではないかもしれませんが……。今更ながら楽な職業はない、金を稼ぐのは大変だと思いしらされた次第です。キャビンアテンダントだけではなく、病院のモンスター・ペイシェントや学校のモンスター・ペアレントなど、困った“お客”はどこにでもいるのですが、悲しいことです。

とはいえ、カンフーの修行は必要性もあったのでしょうが、半分は宣伝という側面だったのではないかと。少し探したら、すぐに彼女達が練習している写真がみつかりましたし(*大衆網の報道)、相当多くのメディアで報じラテ居ます。

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大衆網の報道。

上記サイトには複数の写真がアップされていまして、きれいなお姉様方が頑張っている様子を見ることができます。

【動画】


*当記事はブログ「政治学に関係するものらしきもの」の許可を得て転載したものです。


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