中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年05月07日
タイ東北(イサーン)地方は、タイ国民の3分の1以上が居住する一方、赤土と干ばつに左右される稲作が中心である事から、貧困地域が多く、タイGNPの10分の1しか共有できていないとされています。
そのため富裕層の為の政策を行う中央政権には歴史的に反感があり、それゆに貧民救済政策を推進したタクシン元首相の人気は未だにかげりがありません。民主党はこれまで東北部での議席獲得競争に負け続けていますが、南部政策の失敗から南部での議席も失う可能性も出て来た事から、厳しい選挙戦となる事は必至の様です。
邦人女性事故死=ダイビング中、スクリューに巻き込まれ
そしてもう一つのニュースは、ダイビングを楽しむためにプーケットを訪れていた日本人女性が事故死したニュース。
死亡したのは福岡県出身の柴田一愛さん(22)。報道によると4日夕方、プーケット県ラチャノーイ島沖合で珊瑚礁を見るダイビングツアーに参加していた柴田さんが、ボートのスクリューに頭部を巻き込まれ死亡しました。
地元警察によると、ツアー会社が当初予約していたダイビングツアーが何かの都合で利用できなくなり、急遽
地元のツアーに変更。他の20人の観光客とダイビングを開始した所、柴田さんのダイビングスーツに空気が入るトラブルが発生。柴田さんはスクリューに巻き込まれたとか。
タイでは毎年数名の日本人の方が海の事故でお亡くなりになりますが、なんとも辛い事故ですね。地元警察では事故の原因究明を急いでいます。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。