中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年05月12日
さて、今回は「スイカに塩」について中国のネットで見かけた反応を紹介させていただきます。それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。
聞いた話では日本人はスイカに塩をかけて食べるのを好むらしいんだが……なんでだ?とまぁ、こんな感じで。やはり慣れ親しんだ食習慣から外れるということで、「ありえない」「不思議」という感覚が強いようです。
本当にそんなことがあるのか?スイカに塩をかけるなんて信じられない!
肉とか野菜とかじゃなくて、果物、しかもスイカに塩……?何を考えてんだ。
うーん……本当のことなのか?ネタじゃないの?
私も正直やりたいとは思わないけど、ホントに日本ではスイカに塩をかけるのが一般的みたいだよ。アニメや漫画でもスイカの出るシーンで普通に塩が描写されているし。
スイカの皮まで塩かけて食うとかそういう話?それとも普通に果肉に塩かけんの?
消毒じゃないか?スイカは残留農薬が多いとか。
日本って塩かけるの好きだよね。トマトにまで塩かけて食べるんだろ?中国ではトマトと言えば砂糖なのに。
トマトに塩か……唐辛子を愛する四川人ですらトマトに唐辛子はかけないんだが、日本人はそこまで塩が好きなんだろうか?
これはあれか、パイナップルを塩水につけるようなもんか?
確か私が昔聞いた話だと塩をかけるとスイカが更に甘く感じるからというのが理由らしい。日本のスイカって甘くないの?
日本の土地では良いスイカが育たないとかで珍しいものなのかもね。基本的に輸入の果物になってるとかそんな感じなんじゃない?ウチの国ではいくらなんでも塩かけないと甘く感じられないようなスイカは無いんだがなぁ。
なるほど。塩かけて味わいを増加させようとするほど貴重だってわけか。納得した。確かにそれくらいでないとスイカに塩かけて食おうとは思わないよね。
いや、日本はスイカに関しては基本的に自給できてるはずだぞ。日本のスーパーに並んでいるスイカは日本産のばかりだ。あと私の食べた印象では日本のスイカはかなり甘い。ただ日本のスイカはむちゃくちゃ高いから、貴重ってのはあるかも……。
果物に塩……しかもスイカの味にってのは分からないなぁ。せいぜいパイナップルに塩くらいしかないだろ。
一応南方の一部地域ではスイカに塩と言うのはあるらしいよ。ただ一般的なレベルなのはパイナップルに塩くらいだろ。
大学のクラスメートに海南島のヤツがいるんだが、そいつは子供の頃からずっとスイカに塩かけて食べてるらしい。そうやって食べる方が美味しいんだとか。あと周囲の人もみんなそうやってスイカを食べているという話だった。
うーん……イチゴにコンデンスミルクやクリームをかけるような感じだと思えばいいのかなぁ……でもあれは甘さに甘さを足すものだし……。
やはり訳が分からん。スイカをもっと甘くするために塩を足す?それならばなぜしょっぱいものをもっとしょっぱくするために砂糖を足したりしないんだ?
オイ!既にしょっぱいものを更にしょっぱくしちゃったら誰も食えなくなるだけじゃないか!
料理していると分かるけど、単純に砂糖だけで味付けするよりも塩を少し加えた方が甘味を強く感じるんだよね。私はやろうとは思わないけど、日本人がスイカに塩をかけるってのもそういうことなのかもね。