• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

「政権奪取しても報復をしてはいけない」タクシン元首相、ドバイでインタビューに答える―タイ・ニュース

2011年05月17日

「政権奪取しても報復をしてはいけない」タクシン元首相、ドバイでインタビューに答える

5月16日のニュースは、タクシン元首相が、滞在先のドバイで、総選挙後についてタイ地元紙に語った
インタビュー内容の話題を。

タクシン元首相は7月3日に行われる総選挙について、タクシン派プゥア・タイ党が第一党になる可能性が高い事を前提に、総選挙後のビジョンをタイ地元紙カメラ前で語りました。まず、タクシン元首相はプゥア・タイ党が政権の座についたとしても、同党支持者は敵(守旧派・PAD支持者)を許さなければならず、決して報復等をしてはいけないとし、プゥア・タイ党が政権の座につく事が長らく続いたタイの政情混乱を解決する最善の方法だと語りました。

20110516_bangkok1
*写真はBangkokPostの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

先日書きました通り、現在の連立が維持されれば、民主党・守旧派が政権を摂る可能性が大きいのですが、プゥア・タイ党が政権をとる事が政情混乱を解決する唯一の方法であり、PADが自滅していく中、唯一赤服(UDD)の活動を押さえられる方法であるとの、連立中小政党へのタクシン元首相からのメッセージだとも受け取れます。

タクシン元首相インタビューの動画はBangkokPostのWEBから見る事ができます。英語字幕もあります。インタビュー中に携帯着信音が鳴る所など、ドバイに居てもタイらしい雰囲気が漂っています。

20110516_bangkok2
BangkokPostの動画より。

ちなみに現政権による無茶な軍・公務員人事、公共事業等で辛酸を嘗めた人は多いので、報復は必ずあると言い切れますが……。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ