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2011年05月18日
その投資の方向は主に新浪微博と連携するアプリケーションの開発に重点が置かれており、先日紹介した「中国微博開発者創新基金」に充てられたり、新たに開始された学生を対象としたアプリケーション開発コンテストなどに利用されていくようです。
こちらのコンテストは学生がチーム単位で参加するようで、8月20日までがアプリケーション応募期間、それから審査の後、9月15日に結果発表となる運びですが、既にそこそこの応募があるようです。
新浪は、2011年第1四半期の営業利益等々が下がったことも発表していましたが、この微博と動画サイトは今後の成長株で利益も出始めているので問題はない、とも語っていたそうです。
最大のライバルである腾讯微博は、同時期のユーザー数は1.6億人と発表していました。
QQという大きなバックボーンと有名人ユーザーを数多く確保する腾讯微博と、微博をベースに様々な拡張を続けていく新浪微博という、同じサービスでも全く異なる戦略を展開していく両社が、年末またそれ以降にどういった発展を遂げている、遂げていくのか?非常に楽しみです。
情報元 :CHINA DAILY、 凤凰网科技、 网易新闻
*当記事は5月13日付ブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。