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「日本のオタクの財力すげぇ!」フィギュアが50万円で落札されたことに驚く中国人たち―中国オタ事情

2011年05月25日

中国オタクが初音ミク魔改造フィギュア50万円落札に驚愕したり困惑したりしている模様

先日、オークションに出品された魔改造された初音ミクフィギュアに50万円の値段がついたそうですが、ありがたいことにこの件について「中国オタクの反応はどんな感じか?」という質問をいただいております。

この件について詳しくは、はちま起稿さんの記事などをご参照ください。

【ヤフオク】初音ミクの魔改造フィギュアが50万円で落札される(はちま起稿)


Anime Festival Asia 2009 : 22 Nov 2009 / chinnian

*写真は落札されたフィギュアではありません。

中国のソッチ系の掲示板を見てみたところ、コレに関するやり取りを見つけることが出来ましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

*当記事は5月13日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

初音ミクのエロ改造フィギュアが50万円で落札されたらしい。いったいどういうことなんだ!?


えーと……人民元だと3万元(約37万7000円)を軽く超えるな。日本にはそんな値段で買うヤツがいるのか。恐ろしい!


そもそも、出せるという想像がつかないレベルの金額だ……日本のオタクの財力はどうなってんだ。


オークションで熱狂したのか?それともホントにこの価格でも欲しいというヤツがいたのか?


エロに対しての需要があるのは分かるが、コレはさすがに……。


日本では脳内補完で満足できないヤツが多いのか?それとも更なる飛躍を求めてしまうのか?


日本のオタクの財力マジでスゲェ。愛ゆえなのかエロゆえなのかよく分からんが、とりあえず何にも勝る衝動があるのだろう。


ウラヤマシイ!このミクを買えるのもウラヤマシイが、これを買って展示できるというのもウラヤマシイ!実際こんなん買ってどこに置けばいいんだ!?人が来て見られたら人生終わるし、かといって保管しておくだけでは意味が無いし。ホント、俺には様々な面から手に入れるのが無理なフィギュアだ。


私は改造技術持ってないからハッキリしたことは言えないが、そこまでレベルの高い改造には思えないんだが……。


しょせん同人レベルの改造だろ?こんな額を出すのに見合ったもんじゃないだろうに。


日本の模型関係はプロと同人の関係が同人誌以上に曖昧だぞ。ワンダーフェスティバルとかはプロも同人も一緒に並ぶし、同人限定でスゴイフィギュアを出しているサークルもある。ただ、私もさすがに裸改造でこの値段ってのは言葉が出ないわ。


こんなスゴイ価格で売れるんなら、俺もいっちょやってみるか。


これは魔改造と言われている改造だな。裸になることを想定していないフィギュアは服の部分を外すとバランスがおかしくなったりするし、ちゃんと観賞に耐える魔改造にはそれなりの技術が必要だよ。「ふぃぎゅ@メイト」というエロゲはこの改造をモチーフにしている作品だったが、魔改造に関する愛を熱く語っていたりもしたし、特殊ではあるが日本ではある程度確立されたジャンルなんだろう。ただ、私もさすがにこの価格には驚いたわ。


日本のオタクはこの価格でも手が出せるのか!?


実際、こういう改造って日本ではどれくらい存在するものなんだろね?俺は最初これがかなり貴重な物かと思ったんだが、日本のオークションではこういったフィギュアがわりと出品されているようだし。


この価格の原因は初音ミクのパワーってことなのか?さすがに、単純にエロだけでこの価格になるとは思えないんだが。


値段の高騰の理由は俺も分からんな。以前行った日本旅行で秋葉原に行った時は、個人利用のショーケースに裸改造のフィギュアが飾られていたし、価格もそこまで高くなかったから、こういった改造はそこまで貴重ってわけじゃないと思う。


この金でいったいどれくらいのフィギュアが買えるのだろう。


男にとってエロを喜ぶのは分かるが、ここまで金を出すオタクな男がいるとは……。しかもオークションってことは複数での争いだよな……。


こんなん買わないでも画像だけで十分じゃないの?画像を直接加工したっていいんだし。


日本のフィギュアって衣服の造形がスバラシイのに、それを外しちゃうのは正直もったいないと思う。


エロいミクもちょっとうらやましいが、それ以上に日本のオタクの財力の凄さを感じたわ。てか仮に自分にこれだけの金が出せたとしても、浪費に思えて買わないだろうなー。


俺は買うぞ。もちろん「金が有ったら」という話だがな!


やはり日本のオタクは金持っているしよく使うっつーことなんだろう。オタクを対象とした金をだまし取るビジネスが盛んになるわけだ。


いや、こういうのに需要があるのは分かるよ?でも全部裸にしちゃったら想像の神秘が無くなるじゃないか……。
とまぁ、こんな感じで。最近では中国オタクも段々とオタク関係にお金を使うようになってきているとは言っても、やはり1アイテムに50万円というのは想像の彼方のようです。

また、最近中国でもフィギュアがオタクのコレクションアイテムとして広まっているうえに、初音ミクは中国でも非常に人気の高いキャラですから、中国オタクの面々も改造のもとになったフィギュアの価値についても大体のところを想像できているかと思います。

そんな訳で、いくら魔改造とはいっても50万円もの値段で取引されるというのがかなりの驚きとなったのではないでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

*当記事は5月13日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

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