プゥア・タイ党支持率、与党を上回る

5月24日のニュースは総選挙に向けた政党支持率の話題から。

報道によると5月19日から22日に行われたラチャパット・スワンドゥシット大学の世論調査で与党民主党が36.9%、タクシン派プゥア・タイ党が41.2%を獲得している事がわかりました。もちろん選挙戦はまだ始まったばかりで、この数字が今後どの様に動くか予測不可能ですが、プゥア・タイ党の首相候補であるインラック氏が精力的に演説をこなす中、無名だった彼女の知名度が上がって来た事が影響していると考えられます。


＊Bangkok Postの報道。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

タクシン派の肩を持つ訳ではもちろん無いですが、アピシット政権ではより汚職が酷くなり、南部問題も悪化、実質実施できた政策と言えばタクシン政権の二番煎じ、という状況では、インラック氏の政治経験不足をついてもあまり意味はないかもしれませんね。BangkokPostではインラック氏の5分間に及ぶ英語インタビュー動画を見る事ができます。


母親が借金返済の為に14歳の娘を売春組織へ

そしてもう一つのニュースはまたまたパタヤで摘発された未成年売春組織のニュースを。

報道によると21日、パタヤ警察のおとり捜査によって未成年児童、エージェント、そして児童の母親が逮捕されました。おとり捜査では観光客を相手に未成年児童を紹介していると内定されていた女性にコンタクトをとり、Paragon Place Apartmentの3016号室にPanthippah容疑者(26）がAliasさん（14）を連れて現れ、1500バーツ（約4040円）を受け取ったところで逮捕となりました。


＊PDNの報道。

一緒に逮捕された少女の母親Jiraporn容疑者によると、自分が抱えている負債返済のために少女に売春させていたそうで、少女は児童擁護施設へ送られる事になりました。タイでは親の負債のために娘が売春宿に売られるという事が後を絶ちませんが、なんとも酷い話しですね。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。