上流階級女性がプゥア・タイ党運動員に平手打ち

5月27日のニュースはまず、7月3日の総選挙に向けて、選挙活動中に発生した暴行事件のニュースから。報道によると25日、タクシン派プゥア・タイ党の運動員(24)が、「クンイン」の称号を持つ女性（62)にいきなり平手打ちを喰らうという事件が発生しました。


＊ポストトゥデーの報道。

この「クンイン」の女性によると、選挙活動がうるさかったからという理由らしいですが、その根底にタクシン派への反感があったのではないかと言われています。「クンイン」とはタイ国王から旧貴族や王室に貢献のあった富裕女性に送られる称号で、今回の事件は、特権階級や守旧派の利益を守る与党民主党と、庶民派を代表すると言われるタクシン派の対立の構図を浮き彫りにしたのではないかと報道されています。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

ちなみにこの「クンイン」の女性、500バーツの罰金を支払い即日釈放されました。この事件で思いだしましたが、そう言えば年末の横暴少女による高速事故。その後報道がありませんがまさか……。
（関連記事｢「無免許16歳少女は王族の遠縁＝高速8人死亡事故」「犬肉と殺・販売の男が逮捕」―タイ・ニュース｣KINBRICKS NOW、2010年12月30日）


ウガンダ人売春婦7人を逮捕

そしてもう一つのニュースは、パタヤにおいてウガンダ人の売春婦が逮捕されたというニュース。

報道によると26日、パタヤ市内のMARINEホテル内で、ツーリストビザで入国し、違法に売春を行っていた21歳から41歳までのウガンダ人女性7人が逮捕されました。


＊サイアムラットの報道。

近隣住民からの通報で警察官が客になりすまし、料金を支払った所で御用となりました。最近ではバンコク都内でも黒人女性の売春婦を見かける様になりましたが、これではアフリカ諸国へのビザの発給が厳しくなるかもしれませんね。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。