中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
その中でインラック氏人気にあやかってか、タクシン派と連立を組むかもしれない中小政党が出て来た様です。もちろん元々タクシン派から民主党側へ切り崩された一派と言う事になりますが、もし連立切り崩しに成功すれば、タクシン派の政権奪取がより強固なものになるでしょう。
タイの政党は主義主張よりも長い物に巻かれろ的な一面がありますので、一党がタクシン派につけば大連立も根底から揺らぐ可能性も...…。
2011年世界平和指数、タイは107位に
そしてもう一つのニュースは、経済平和研究所が発表した2011年世界平和指数(GPI:Global Peace Index)の話題を。
GPIによると153カ国・地域で最も平和だとされたのはアイスランド。2位はニュージーランドで3位は日本でした。そして最も平和では無いとされたのはソマリア、以下ワースト2位がイラク、3位がスーダン。
*Vision of Humanityの報道。
注目のタイは、政情不安が解消されていない事や、南部でのテロ事件がマイナスポイントとなり、107位。在住者としては少し驚きの数字ですが、データを揚げるとこの順位も納得なのかもしれません。ランキングの詳しいデータはこちらで見る事ができます。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。