6月1日は「国際こどもの日」。中国では「児童節」と呼ばれています。こういう記念日ともなると、中国ではトップによるオモシロ・パフォーマンスが展開されます。胡錦濤国家主席、温家宝首相が楽しいニュースを提供してくれました。

5月31日、胡錦濤国家主席は四川省十堰市の柳林幼稚園を訪問。子どもが工作して遊んでいるところを視察し、一緒に紙で花を作るったとか。子どもたちとも記念撮影をパシャリ。それにしても表情が硬い……。



一方、「影帝」（映画王）と揶揄されている温家宝首相は異名に違わぬ力を発揮。完全に胡錦濤を食っています。5月31日に北京市朝陽区十八里店小学校を訪問し、なんと体育の授業に参加しています。ジョギングからドリブル練習、そして、試合にまで参加。華麗なレイアップシュートまで決めています。1942年生まれの68歳とは思えないその動きっぷり……。日本でもジョギングして庶民とふれあったり、大学生と野球したりしていましたが、スポーツ・パフォーマンスは十八番なのでしょうね。にしても元気です。



それにしても、このオモシロ・パフォーマンスを次期主席、首相候補の習近平、李克強はどんな気持ちで見ているのでしょうか。「オレもこれをしなきゃいけないのか……」とブルーになっていたりして。今からバスケの練習をしておいたほうがいいかも、ですね。