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【2週間で9回】連日の爆発事故=アルミ工場で3人死亡―中国広東省

2011年06月03日

2011年6月2日、広東省仏山市南海区大瀝鎮の工場で爆発事故が発生した。2日夜時点で死者3人、負傷8人の被害が伝えられている。2011年6月3日、南方都市報が伝えた。

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■「まるで地震のようでした」

事故が起きたのは、金属加工工場が集まる大瀝鎮の長虹嶺工業園区にある占美銅アルミ金属有限公司。2日午後2時頃、操業中の工場から巨大な爆発音がした。隣接する工場の従業員は「まるで地震のようでした。建物も地面も揺れているように感じました」と話している。また、付近1キロ圏内の工場やオフィスでは窓ガラスが割れるなどの被害が出た。また、金属の破片も飛んできたという。事故原因については現在、調査が進められている。


■第一報はマイクロブログで

さて、ちょっと興味深いのが、事故第一報はマイクロブログで伝えられたこと。爆発から約2時間後、大瀝鎮政府のアカウントが事故についてつぶやいている。

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その後も、「死者数の増加」「記者会見の開催」など続報が伝えられている。マイクロブログの普及に伴い、インターネット政治が本格的に始まったと中国では喧伝されているが、これもその表れだろうか?


■2週間で9回の爆発事故

最近、中国では大規模な爆発事故が相次いでいる。ちょうど昨日、本サイトでも「工場で爆発事故、4人死亡=ここ2週間で8件目となる大型爆発」という記事を掲載したばかり。この爆発の連鎖はどこまで続くのだろうか?


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