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「萌えやお色気アニメってどうよ?」アダルト描写に対する中国人オタクたちの反応―中国オタ事情

2011年06月05日

中国オタク「ぶっちゃけ萌えやお色気アニメってどうよ?」

ある意味アニメや漫画では欠かせない要素かもしれない「萌え」や「お色気」ですが、その辺についての考えは人それぞれかと思います。私としてはまぁ、その、あると嬉しいなーといった所でしょうかね。

そういった「萌え」や「お色気」について中国オタクの面々はどう思っているのか。先日中国のソッチ系の掲示板を巡回していた所、「萌え」や「お色気」シーンに関するやり取りを見かけたので、今回はそれについてちょっとばかりやらせていただきます。


Tokyo Shibuya 061007 萌え moe 漢字 kanji / ivva


それでは以下、例によって私のイイカゲンな訳になります。

*当記事は5月31日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。

ぶっちゃけ萌えやお色気アニメってどうよ?ハーレム系の作品やお色気サービスシーンのある作品は常に存在しているし、皆何となく見てたりしない?そういった作品に関して実際どう思ってる?


うむ。「To LOVEる」なんかは正直好きだ。ここしばらくだと「あそびにいくヨ!」とか「フリージング」とかもあるな。正直に言わせてもらおう。嫌いじゃない!


萌え要素やお色気要素も少しあるなら嬉しいよね。ただ多すぎるとちょっと……。全部ハーレム作品とか美少女要素アリとかだとキツイよ。


一概に否定したくは無いけど、お色気シーンがあるのはちょっとどうかと思う。日本のアニメや漫画って良い作品でもわざわざお色気シーンを混ぜたりするのがスゴイもったいないと思うよ。


そんなものには興味ない。つまらん要素を入れるくらいなら作品の価値を高めてほしい。


うーむ、面白い作品なら別にあってもいいが、お色気シーン中心で本編から外れるとかは勘弁して欲しいな。特に自分の好きでもないキャラでそれをやられると作品を見る気がしなくなる。


お色気シーンが多すぎるとウチの国の動画サイトで見れなくなるから勘弁してくれ。


萌えやお色気といった要素があってもいいんだけど、ちゃんとした作品であるのが前提。中身がないのは却下。


とりあえず一回見てみる理由にはなるね。ただ、エロシーンありきの作品ってちゃんと見返すことは少ないし、しっかりした中身のある作品にして欲しい。


ああいうシーンが出るのはやはり市場原理の影響なんじゃないかね。日本はウチの国とは違ってああいうのを出さないと誰も見てくれないんだろ。実際、萌えとエロが無ければ誰も見てくれないような作品もあるし。


お色気シーンは嫌い。内容が無いってことが少なくないし。でも「To LOVEる」みたいなエロありだけど基本はラブコメというのはOKかな。


俺は!ハーレムが!大好きだ!!やり過ぎない程度に頑張って欲しい。


お色気シーンや視聴者サービスだって?もちろん多ければ多いほど嬉しいに決まっているじゃあないか!!


意味のあるエロシーンとかならOKだ。面白い作品であるというのが条件ではあるが……ボクはお色気シーンが大好きです。


あってもいいけど、それはちゃんとした作品になっている場合かな。正直お色気が前に出てくるのには興味ない。私はハーレムとかお色気系の作品とかは最後まで見ることがほとんどないね。


BLとかじゃなきゃイイヨ。


最近の日本の作品は友情何だかBL何だか判断しづらい表現も出ているからなぁ。BLに見えるシーンも視聴者サービスなんだろうけど、俺は正直引く。


萌え要素もお色気要素も、暇つぶしに軽く見たりできるし悪くは無いと思うんだけどね。でも見た後に現実は何と残酷なんだろうと実感してしまうのがなー。


エロあり系のキャラってそんなに人気出ないだろ?ランキングで上位に来ることが無いし。需要はあるんだろうけどホントに好きなヤツはいないってことだよ。


萌え系お色気シーンが我々にとって必要なものだというのを認めるべきだ!適量のサービスシーンは俺達の妄想能力を高めてくれるということに気付け!


俺はサービスシーンは良いんだけど、ハーレム系の作品がダメかな。日本のハーレム系の作品って主人公がダメなのが多くて……最近だと「IS」なんかが受け入れられなかった。どっちにしろまずはストーリーなどの中身次第かな。


別にあってもいいんだけど、ストーリーがスバラシイ名作にお色気シーンが混ざるとガッカリするわ。なんでそういうことやるのかと思ってしまうよ。


あっ てもいいけど多すぎると正直引く。それから本編の方をしっかり作ってサービスシーンはあくまで補助的な扱いにして欲しいという所かな。ただ、日本のお色気 シーンの「隠す」手法にはちょっと感心する。湯気だけでなく謎の聖なる光や記号に墨汁等、様々な隠し方というか見せ方があるのは面白いね。


「そらのおとしもの」はほぼお色気サービスシーンという感じだが、あのレベルになると何かお色気に止まらないスゴさを感じる。あの作品が嫌いだという人がいるのも理解できるが、俺はあの作品のすべてを否定することはできない……。


「そらのおとしもの」はなんか「萌え」と「お色気」というジャンルを更にパロディ化というか、極限化したような感じだよね。ああいう作品は日本でしか出ないんだろうな……。


日本のアニメが「萌え」や「お色気」一色に染まっているわけではないから別にいいんじゃない?単一化された価値観だけだとアニメも漫画も発展しないだろ。


萌えハーレムも悪くないけど、頼むから主人公が受け身で自分が本当に好きなのは誰なんだとウジウジ悩むようなのはやめてくれ。見てるとイライラする。


俺は別にお色気シーンには興味ないかな。だってさ、ほとんどが巨乳キャラばっかだしさぁ。


最近はロリキャラのお色気も出てるよ。お前の認識は「一騎当千」辺りで止まっているんじゃないか?日本のアニメのサービスは全方向に対して行われている。


なにぃ!?ちょっと調べてみるわ!!


俺は萌えやお色気のある作品も悪くないと思うよ。てか萌え系でお色気もあるアニメって、なんか見てて楽なんだよね。疲れている時とかそういうのを見てダラダラ過ごしたくなる。


私はお色気サービスについてはしょうがないと思って諦めている。日本のアニメ会社の多くはこういうのに頼って飯食っているわけだしね。ジブリとかじゃなきゃこういう表現をやめることはできないんだろう。実際、俺もそういうのにひかれて見ちゃうからな……。


日本ではお色気シーンが人気を得る手法として確立されているから、外すには逆に理由が必要になっているんじゃないだろうか。


まぁなんだ、そこまでマジになって考えるものでもないし、とりあえず気楽に見ようぜ。
とまぁ、こんな感じで。否定的な意見や「ストーリーなどの内容が良ければ可」という意見などイロイロあり、中国オタクの面々にとってはちょっと複雑な扱いになっているような印象も受けました。

中国オタク的には「アニメは自分たちの世代の文化」という意識が結構強いので、萌えやお色気要素が前に出てくるのはあまり好ましくないと思っているような節がありますし、そういった点からも歓迎しにくいのかもしれませんね。

また、中国オタクの間では萌えやエロシーンにかこつけて自らのダメっぷりを誇るといった形での開き直った楽しみ方(?)はまだあまり出ていないようです。

例えば前期の新番組で日本では比較的評判が良く、「ブヒる」という表現を広めた

「IS〈インフィニット・ストラトス〉」

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などではこの辺りの違いが出たようで、日本での盛り上がりに比べると中国では微妙な反応でした。

ただ、お色気萌えアニメの新作などに関しては毎回ある程度の反応が出ていますし、今回紹介させていただいた発言にもある通り、中国オタクもなんだかんだでそういうのを見ていたりするようです。この辺については中国オタク的に複雑というか、ムッツリ的なところがあるような気もしちゃいますね。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

*当記事は5月31日付ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」の許可を得て転載したものです。


 コメント一覧 (2)

    • 1. 妹
    • 2014年10月02日 03:20
    • ★男性を楽しませる為にやってンだろが。気に入らんなら観なきゃいーだろ。
      妹のいない男性にとっては必ず必要なのだから。
      萌えが嫌いならアフリカにでも移住すれば~
    • 2. 妹
    • 2014年10月02日 03:23
    • ★海外では萌え文化を生み出せなかったからな。
      萌えを組み込まないからお前らの国のアニメは発展しないしつまらない。結局幼児アニメしか造れないから観る価値無し。
      それが海外アニメの限界だ。

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