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「タイ・カンボジア紛争、国際司法裁判所へ」「ジャーナリスト協会が情報サイト開設」―タイ・ニュース

2011年06月05日

タイ・カンボジア紛争、国際司法裁判所へ

6月5日のニュースは長らく続くプレアビヒア遺跡周辺におけるタイ・カンボジア国境紛争に関するニュースを。

報道によると5月末、オランダのハーグ国際司法裁判所で両国の外相による口頭弁論が行われました。弁論の様子はテレビで報道され高い注目を浴びることになりました。国際司法裁判所はこれから3週間以内に、1962年にプレアビヒア遺跡をカンボジア領とする判決を下した経緯と、当時未確定だった周辺地域の領土確定について、暫定的な判断を下す事になります。

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プージャッカーンの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

またこの判断が出るまで紛争地域からの両軍の撤退を命じ、とりあえずは長らく続いた紛争が司法の場で話し合われる事になりました。そう簡単な話ではないとは思いますが、2008年から数十人の犠牲者を出した紛争が、平和的な解決を迎える事を祈ります。


ジャーナリスト協会が選挙向け情報サイト開設

次のニュースは総選挙に関するお知らせを。報道によるとタイのジャーナリスト協会(TJA)は、有権者に対して選挙に関する正確な情報を伝えるための情報サイトを立ち上げました。タイの報道はラジオ・テレビともに、正確な情報を伝えるという点に関して多いに欠如している事は今さらながら周知の事実ですが、酷い局になると事実無根の誹謗中傷を流すところも少なくありません。

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TCIJ

私的には政治家を始め多くの立場の人間が、一度発言した事に責任をとらないタイの風土からきているのだと勝手に解釈しているのですが、こういった公平な情報提供を目指すサイトが立ち上げられるのは良い事ですね。今のところタイ語しかありませんが、もしよかったらご覧ください。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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