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都内33選挙区中18選挙区でプゥア・タイ党優勢=高まる政権交代の可能性―タイ・ニュース

2011年06月11日

■都内33選挙区中18選挙区でプゥア・タイ党優勢

6月11日のニュースは来月3日に予定されてる総選挙に関するニュースを。

私立トゥラキットバンディット大学が有権者(8616人)を対象に今月3~6日に行ったアンケートによると、都内33の小選挙区の内、タクシン派プゥア・タイ党が優勢なのは過半数の18選挙区、一方与党民主党が優勢なのは6選挙区に留まるという結果となりました。

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プージャッカーンの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

比例区でもプゥア・タイ党が47%、民主党が39%となり、改めて民主党の地盤と言われていたバンコクに於いてもプゥア・タイ党が優勢である事が明らかになりました。


■PADが投票ボイコットを呼びかけデモ

一方PAD(黄服)は、都内で大規模なデモを行い、今回の総選挙が金権にまみれた容認できないものであるとして、都内繁華街で投票ボイコットを呼びかけました。

彼らはボイコットの先に何があるかを声高には叫びませんが、その先にあるものは全議員任命制と資本統制であることは支援媒体プージャッカーン紙をご覧になると解ります。

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ポストトゥデーの報道。


■選挙前に何かが起こる……?

民主党は総選挙で負けても前回総選挙同様、連立で政権を維持できると考えていた様ですが、アンケートによるとプゥア・タイ党が過半数を取る確率も出て来た様です。それに併せて軍とPADが今回の総選挙を無効にした方が良いかのような主張を始めました。まるで混乱を演出している様にも見えます。

民主党の頼みの綱である連立も難しい状況になってきました。チャート・タイ・パッタナー党が、「前回の総選挙後の連立はある人物からの圧力によるもので、望んだものではなかった」と暴露するなど、数政党が連立に難色を示しています。民主党敗北が決定的になると同時に、選挙前に何かが起こるのではないかと考えてしまうのは心配のし過ぎでしょうか。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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