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「大腸菌検出のEU産アボガド、出荷再開の見通し」「プラユット陸軍司令官、反タクシン派を公言」―タイ・ニュース

2011年06月12日

大腸菌検出のEU産アボガド、出荷再開の見通し

6月12日のニュースはまず、EUから輸入されたアボカドから大腸菌が検出された件の関連ニュースから。

報道によると、欧州で30人近い死者をだした腸管出血性大腸菌とみられる菌が検出されたと報じられ、一時的に輸入がストップしていたアボカドですが、その後の検査で通常の自然界にある大腸菌だと判明しました。

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コムチャルックの報道。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。

今後この大腸菌がどのようなタイプのものであるか検査されたのち、アボカドの出荷が再開される見通しです。一時はEUと深い貿易関係にあるASEANにも問題が飛び火かと心配されましたが、大丈夫だったようですね。


■プラユット陸軍司令官、反タクシン派を公言

そしてもう一つのニュースは、タクシン派プゥア・タイ党と軍の仲が著しく悪化しているというニュース。

6月9日の報道によると、バンコク都内ノンチョク区で先月23日、軍の係官が薬物についての住民アンケートを行っていたところ、軍によるタクシン派支持者への嫌がらせと勘違いした同党候補者といざこざが発生しました。

これを受けて9日、プラユット陸軍司令官は「軍にたてつくとは何様のつもりだ。兵士3人に嫌がらせをしたなら、我々は兵士100人を送り込んでやる」と報道陣に強い口調で非難。

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PDNの報道。

その後プラユット司令官は昨日、軍の報道官に反プゥア・タイキャンペーンを行う様に指示し、軍幹部にもプゥア・タイ党候補者を非難する様に指示しましたが、これは同党候補者や支持者から大反発を受け、軍の報道官がプラユット司令官の発言を訂正する事態となりました。

プラユット司令官と言うと、アヌポン前司令官の元でタカ派として知られており、昨年のパンファー橋での衝突時には赤服を銃器で殲滅するべきと主張した方。よほどタクシン派が嫌いな様ですが、報道官が指摘したように、軍の司令官としては少し発言が過ぎてしまった様ですね。

*当記事はブログ「バンコクでコンサルティン」の許可を得て転載したものです。


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