中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年06月17日
赤線で囲まれているところに"译(翻訳の意味)"という文字が見えるかと思いますが、そこにカーソルをあわせると下に出ている吹き出しのように中国語に翻訳されて表示されます。
同翻訳サービスには有道词典と金山词霸の技術が使われているようですが、先の吹き出し右下に"我来翻译(翻訳する)"と書かれているとおり、翻訳が不自然であれば修正することも可能です。
訂正された翻訳は下図のとおりに最初の機械翻訳と一緒に、翻訳者のユーザーアカウント付きで表示されるようになります。
対応言語は英語の他、日本語、韓国語、スペイン語に対応しているそうです。
惜しむらくは現時点、"译"が出て、翻訳がなされる対象者は冒頭で説明したとおり認証がされた著名人ユーザーのみで、"草の根"と呼ばれる一般ユーザーは対象になっていないのですが、ここは今後に期待といったところでしょうか……。
新浪微博は英語版を早ければ下半期にリリースしていくと言われていますし、腾讯微博ともども国内向けだけでなく、海外向けの戦略も目が離せなくなりそうです。
情報元:太平洋电脑网
*当記事はブログ「中国マイクロブログ(微博)雑記」の許可を得て転載したものです。