• お問い合わせ
  • RSSを購読
  • TwitterでFollow

【写真】まるで多脚戦車?!国家体育場清掃用「秘密兵器」がカッコよすぎる件―中国北京市

2011年06月18日

北京五輪のメインスタジアムとして使われた国家体育場「鳥の巣」。鋼鉄製の柱が編まれたような独特の外観が印象的だが、それだけに掃除が大変で、維持費がかさむ要因ともなっていた。この問題を解決するべく、イタリアからやってきた「秘密兵器」が登場した。2011年6月13日、新京報が伝えた。

20110618_zhishuche
*画像は新華社の報道

複雑な構造を持つ「鳥の巣」の清掃は大変な仕事。従来は年に2回、1回あたり3~4カ月は清掃作業を実施していた。1年の半分以上は常にどこかを掃除していた計算だ。
(人力での清掃作業風景は「「鳥の巣」掃除 いたちごっこ 北京、黄砂続きで」とんとん・にっき、2008年4月16日参照)

こうした問題を解決しようと導入されたのが、イタリア製の「クモ車」。機動力に富み、アームを高さ48メートルにまで伸ばすことができる。人間を乗せたカゴを持ち上げたり、高圧のウォーターガンで荒lったりと言う作業が可能だ。お値段は1台あたり400万元(約5000万円)。唯一の難点は全高60メートルの「鳥の巣」全体の清掃はできない点だ。上部は従来方式の清掃が必要となる。

それにしても攻殻機動隊のタチコマか、はたまたダグラムのクラブガンナーかというフォルムはカッコよすぎる。「鳥の巣」は今や北京の観光地となっているが、「クモ車」の清掃風景も目玉の一つとなるかもしれない。



トップページへ

コメント欄を開く

ページのトップへ