中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年06月18日
この男性はロッブリー県の行政機構議長で、今回の総選挙に実妹が立候補しており、選挙戦ではプームジャイ・タイ党の中で重要な役割を担っていました。これまでに比べると、警察が警備に力を入れているおかげか暗殺事件被害者の数の方はまだ一桁台。過去の総選挙では二桁台が当たり前でしたので、一定の成果を収めているのか、もしくはもうその様な方法が時代錯誤的になってきているのか。
■19日、ラチャダムリ通りで赤服デモ開催
昨日6月17日はPAD(黄服)による選挙ボイコット・アピールデモが行われましたが、今度は赤服が明日19日、ラチャダムリ通りにおいて、強制排除から13ヶ月目となる追悼集会と名を打ったデモ集会を行う様です。午前中に行われる様ですが、僧侶を併せて数千人が集まる可能性があるため、周辺の情報には充分に気をつけましょう。
■陸軍司令官、発言を自粛の意向
そして連日の発言によりあらゆる方面から非難を浴びているプラユット陸軍司令官。先日は反タクシン派への投票を呼びかけましたが、「自身は政治干渉のつもりはなかった」として、総選挙終了まで発言を控えるというコメントを軍報道官を通じて発表しました。今更ですけど……。
*タイポストの報道。
■「プリ面ぐるみ」が大流行
最後の話題は日本で数年前に流行ったプリ面ぐるみが今、バンコクで人気になっているという話題。プリ面ぐるみ、私も初めて知りましたが、どうやらぬいぐるみの顔の部分に自身の顔写真を貼って、恋人等へのプレゼントとするものらしいです。日本でこのプリ面ぐるみを見たタイ人女性が、火事で焼失後再建中のアヌサワリ・センターワンの1階のお店でスペシャルドールと言う名前で販売を始めたところ大ヒット。注文から5分程で完成し、値段は159バーツ(約417円)から699バーツ(約1830円)。これは贈り物には喜ばれるかもしれません。
*当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。