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【写真】武漢が水浸しに、景徳鎮で10万人孤立、浙江でダム決壊の危機―中国南部水害

2011年06月19日

2011年6月18日、新華社は中国南部の水害について報じた。浙江省、安徽省、江蘇省、貴州省、広西チワン族自治区、湖南省など各地に被害が広がり、被災者数は数百万人に達している。

大手ポータルサイトは南部の水害に関する特集サイトを作成、逐次情報を更新している。今回は騰訊網の特集サイトからいくつか特に気になる情報をご紹介する。

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浙江省でダム37基が雨期限界水位を突破16日付浙江在線
先日までの干ばつでダムが涸れると心配されていたのが、もう満水に。決壊を防ぐために放水を始めたダムも出現している。


江西省景徳鎮市楽平市、河川氾濫で10万人が孤立17日付中国広播網
河水が堤防を越えて氾濫、洪水となった。流れ出した水は村や畑に流れ込んでいる。計10万人が水に囲まれ孤立した。軍や警察、数千人が出動し救助活動にあたっている。


湖北省湖北省十堰市でダム湖形成18日付新華網
14日、17日と2回にわたり大規模な土砂崩れが発生。土砂が河川をせきとめたことでダム湖が形成された。決壊すれば下流に甚大な被害を もたらすだけに、ダム湖堤防の爆破作業などが進められている。


武漢市、広範囲で冠水19日付人民網
18日、湖北省の省都・武漢市は過去10年来で最大となる豪雨に見舞われた。都市の排水システムを大幅に超える降水量に街は冠水。地下道など低い場所では バスが水没するほどの水位となった。中国では街の成長に排水インフラ、下水インフラが追いつかないことが社会問題化している。豪雨により街の冠水や地下道の水没といった事態が全国各地でたびたび確認されている。

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*画像は鳳凰網の報道。他に写真多数。


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