置き忘れた財布を届けたタクシー運転手に称賛の声

6月20日のニュースは、バンコクで日本人男性がタクシーに忘れた財布を、運転手の方が正直に届け出た事で無事持ち主に戻ったという話題。

報道によるとコラート出身のトゥンさん(39)が17日、スクムビット・ソイナナで乗せたタイ人女性と日本人男性の乗客が車内に財布を忘れている事に気づき、遺失物連絡専門のラジオ局に連絡。その日の内に紛失届けを出した日本人男性の元に無事財布が戻りました。


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＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。

この日本人男性はお礼として1万バーツ（約26200円）をトゥンさんに贈ったそうで、正直者のトゥンさんに対しラジオの掲示板などでは賞賛の声が多く寄せられたそうです。

タイではタクシー等に貴重品を忘れるとほぼ戻ってこないと言っても良いと思いますが、こういった報道の甲斐もありトゥンさんの様な方が増えてくるのは嬉しいですね。

ちなみにタイでは貴重品を警察に届けてもまず持ち主に戻る事はありません。ちなみに車が盗まれ被害届を出して車が発見された場合も、警察が転売する、もしくは警察が乗っているなんて事もある国です。実際過去に、警察署に行くと盗難にあった車を警察官が通勤に使っていたなんて報道もありました。

変な話ですが、もしバイクや車の盗難被害にあった場合は、知り合いの警察に相談する、もしくは被害届を出す時に、報酬について話をしておく事をお勧めします。もちろん中には良い警察官の方もおられますが...…。

＊当記事はブログ「バンコクでコンサルティング」の許可を得て転載したものです。